みなさんこんにちは!
今回は、【やさしい美術史】シリーズ第4弾です!
早速始めていきましょう!
ポストモダンの新生児 『ポップ・アート』
始まりと思想
1956年にロンドンのホワイトチャペルギャラリーで「This is Tomorrow」展が開催され、リチャード・ハミルトンを始め、大衆文化の心象や技術に関心を寄せる芸術家の作品が展示されました。”ポップ”という言葉が、敷く芸術の分野で公的に使用されたのはこれが初めてです。しかし、当時は抽象表現主義が中心で、イギリス美術の新しい様式は注目されませんでした。けれども、アメリカで抽象表現主義に対抗する運動が展開されると、ポップ・アートの性質を持つ作品が登場し、それによってポップ・アートはしばしばアメリカ発祥だと誤解されています。1960年代になると、イギリスやアメリカなどで展覧会が開催されることが多くなり、ポップ・アートが花を咲かせます。ポップ・アートは、ポストモダンの最初の芸術運動の1つであり、メディア漬けの消費社会のどこに芸術家や芸術品の居場所があるのかを初めて問うた試みです。
主なアーティストと作品
という事で、今回はアーティストや作品を多めに紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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次回予告
【やさしい哲学】第3弾 意識下の無意識『フロイト』
お楽しみに!
参考文献
『鑑賞のための西洋美術史入門』(視覚デザイン研究所)
『世界アート鑑賞図鑑』(スティーブン・ファージング、樺山紘一、東京書籍)